マネ達特別講座『アベノミクスで私たちの家計はどうなる?』が終了いたしました!
2013年 06月 12日
先週土曜(2013/6/8)、マネーの達人養成学校特別講座を開催しました。講師は、いまやアベノミクスと言えば、メディアで引っ張りだこのエコノミストの永濱利廣さんです。
アベノミクスは、財政政策、金融政策、成長戦略の3本の矢といわれます。分かっているようでいまいち把握できていないアベノミクスの全容と、なかでも金融政策についてはさまざまなデータを用いて、期待される効果を米国を例に詳細にお話くださいました。
やはり気になるのは、私たち家計への影響です。
米国の場合、リーマンショック後の大規模な金融緩和から個人所得が上昇傾向をつけはじめるまで、1年3か月程度を要したそうです。
日本はデフレに陥っているので、同じように上がるにはもう少し時間を要するであろうとすると、アベノミクスがきちんと機能したとして、所得アップが見込まれるのは2~3年後くらいではないか、というのが永濱さんの見解です。なるほど。
私たちの収入は、残業代→ボーナス→基本給 の3段階で上がっていき、3段階目がやってくるのが2~3年後ではないかということだそうです。
ただし、アベノミクスも完璧ではありません。
先日発表された3本目の矢といわれる成長戦略では、永濱さんいわく、勢いに欠けるとのこと。また、経済成長は富の偏在が起こります。富の再分配である社会保障整備も欠かせないとも。参院選後には、社会保障の4本目の矢について言及されるのではないか、とのことでした。んーー、「遅い」と思うのは、私だけでしょうか。
真価が問われるのは、まだもう少し先のようです。
お越しくださったみなさま、永濱さん、ありがとうございました!!<(_ _)>
家計の見直し相談センター
アベノミクスは、財政政策、金融政策、成長戦略の3本の矢といわれます。分かっているようでいまいち把握できていないアベノミクスの全容と、なかでも金融政策についてはさまざまなデータを用いて、期待される効果を米国を例に詳細にお話くださいました。
やはり気になるのは、私たち家計への影響です。
米国の場合、リーマンショック後の大規模な金融緩和から個人所得が上昇傾向をつけはじめるまで、1年3か月程度を要したそうです。
日本はデフレに陥っているので、同じように上がるにはもう少し時間を要するであろうとすると、アベノミクスがきちんと機能したとして、所得アップが見込まれるのは2~3年後くらいではないか、というのが永濱さんの見解です。なるほど。
私たちの収入は、残業代→ボーナス→基本給 の3段階で上がっていき、3段階目がやってくるのが2~3年後ではないかということだそうです。
ただし、アベノミクスも完璧ではありません。
先日発表された3本目の矢といわれる成長戦略では、永濱さんいわく、勢いに欠けるとのこと。また、経済成長は富の偏在が起こります。富の再分配である社会保障整備も欠かせないとも。参院選後には、社会保障の4本目の矢について言及されるのではないか、とのことでした。んーー、「遅い」と思うのは、私だけでしょうか。
真価が問われるのは、まだもう少し先のようです。
お越しくださったみなさま、永濱さん、ありがとうございました!!<(_ _)>
家計の見直し相談センター
by seikatsu3
| 2013-06-12 14:58
| セミナー