独立系女性FPとしての活動や、日々感じることなどを楽しく綴っていきたいと思います♪


by seikatsu3
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依存症とお金 (本編)

先月25日の「依存症とお金」について考えさせられたことをあらためて綴っておきたいと思います。

その日、映画『インサイド・ジョブ』を観ました。これは08年に起きたリーマンショックの裏側に迫ったドキュメンタリー映画で、各関係者のインタビューとさまざまなデータをもとに構成されています。ちなみにナレーターはマット・デイモン。

映画を観ると、いかに金融危機が“人災”であったかが分かります。金融工学を駆使して新しい運用商品を次々と作り出し、巨額のお金が動く。ハイリスク商品をハイリスク商品でリスクヘッジしようとする妙なことが繰り返されますが、政治家、投資銀行、保険会社、格付け会社、さらには大学(学者)までもが異口同音に彼らの理屈による“正当”を繰り広げ、規制をしようともしない。異議をいうものの声は小さく、もみ消される。「資本主義」の暴走極まり、といった感じです。

ただ、ここまでの内容は、具体的にはともかく、ある程度知っていることでしょう。私が興味を引いたのは、金融マン達を対象に行ったある脳解析の実験です。勝てば賞金をもらえるゲームを行わせたところ、彼らの脳は薬物使用時と同じような興奮状態の反応結果が出たというのです。

このとき、私の頭の中に「依存症」という言葉が思い浮かびました。
実際のところは分かりません。ただ、金融危機を作り出した張本人の彼らがもし、一種の依存症だったとすれば、彼らは病気です。皮肉ではなく、病んでいたということになります。であれば、本人も病気と知らず依存症は進行していきますので、暴走を止められるはずがありません。

この結果をみる限り、その可能性は肯定もできませんが、否定もできません。少なくともお金が人を狂わすことはいえます。資本主義は、厳格な規制のもとに発展することがあるべき姿ではないでしょうか。


夕方は「パチンコ違法化・大型課税を求める議員と国民の会」に参加しました。

私は何とも無知だったと恥じ入るばかりですが、パチンコの資金は北朝鮮の核ミサイルの資金になっているのだそうです。私が裏をとった話ではありませんが、国会議員の中では公然の秘密だそうです。その証拠(?)に、会に賛同する国会議員の協力は一人も得られなかったそうです。パチンコ業界から献金を受け取ることのない地方議員が中心になって会が運営されています。

政治的なことは私もよく分かりませんが、FPとしてやはり気になるのはギャンブル依存症による家計・家庭の崩壊です。ギャンブル依存症の更生に尽力されている若宮氏や大崎氏の話は考えさせられました。彼らの経験からいうと、ギャンブル依存症の9割以上が、パチンコが要因だそうです。ちなみに、お隣の韓国ではすでにパチンコが全面禁止になっています。

パチンコによるギャンブル依存症の方は、平均で年間120万円ほどを費やすそうです。家計が成り立つはずもありません。ギャンブル依存症は、仕事、家族、友人、本人、生活のすべてを壊します。自身のコントロールが効かず、日常生活を営めなくなり、精神的に非常に不安定になり、犯罪を犯したり、自らの命を絶つものもいます。こうした実態に国が何の対策も打たないのは、おかしなことだと思います。

「パチンコチェーンストア協会」には、「政治分野アドバイザー」として国会議員の方々が名を連ねています。彼らの問題意識はどこにあるのでしょうか。
http://www.pcsa.jp/member.htm
こうした実態を考慮すると、カジノ構想には簡単に賛成はできません。


「依存症」と名のつくものはいくつもあります。薬物依存症、アルコール依存症、買い物依存症、ネット依存症…。

私自身、アルコールを飲みますし、買い物だってします。いまこうしてネットも利用していますが、依存症ではありません。おそらくこれを読んでいらっしゃるみなさんの多くもそうでしょう。依存症に陥る人とそうでない人の違いはどこにあるのだろうか、と考えると、やはり「心」の持ちようにあるのではないかと思うのです。つまり、「ここでやめよう」と自分にブレーキを掛けることができるかどうかです。言ってみれば、何らかの依存症の方は、ブレーキが壊れた状態で、かつアクセルを踏みっぱなしである状況といえるでしょう。

では、心を強くするにはどうしたらいいのでしょうか。いろいろな精神論があるかもしれませんが、私が思うのは「食事」です。素人ながら、きちんとした食事を摂ることが何よりも大切なことのように思えてなりません。

FPという立場ですから、「金銭教育」が大事、とも言いたいのですが、そのもっと根幹にあるものが食事ではないかと思っています。金銭教育も、受け手の器がしっかりしていなければ、伝わるものも伝わりません。

私が食事に強い関心を持ったのは、脳開発のセミナーに参加してからです。これも話すと長いのですが(笑)、キッカケは「速読」でした。もとは、早く本を読めるようになりたいと思って教室に通ったのですが、読む速度を上げるには、理解する脳の開発は不可欠だとか。確かにごもっともです。そこで、セミナーに参加して脳について知るたびに、食事が脳に大きく影響していくことがよく分かってきました。つまり、感情のコントロールに食事が影響するということです。

最近は、できるだけ自然のものを口にするよう心がけています。食品を買う時には、成分表を見てあまり多くのモノが使われている食品は買わないようにしています。お野菜は、できるだけ有機野菜。ジャンクフードもほとんど食べません。

白砂糖、牛乳、乳製品はほとんど食しません。賛否両論あるかと思いますが、驚いたことに花粉症が治りました。今年は花粉の量が多かったようですね。影響ナシです。自分でも驚いています。

『粗食生活のすすめ』の幕内氏は、ポテトチップスなどのジャンクフード類を「マイルドドラッグ」と呼んでいるほど常習性があるといいます。もちろん体にいいものではありません。小さい頃からこのようなものばかり食べているとどうなってしまうのだろうかと思います。

いま若い人がやる気がないとか、向上心が低いとか、キレやすいとか言われますが、少なからず食生活も影響している気がします。モノがなく、技術もいまほど発達していなかった昔は、自然のモノが溢れていました。食生活でいえば、昔の方がよっぽど豊かだったのではないでしょうか。

私は、みなさんにこうしましょう、ああしましょう、と言える立場ではありませんし、そうするつもりもありません。ただ、何かを考えるキッカケにしていただけるといいなぁと思います。すべては「しあわせ家計」につながると思います。うん、いいまとめかな。


家計の見直し相談センター
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by seikatsu3 | 2011-06-19 11:23 | FP